2020年人気機種別!ロレックス価格動向調査①デイトナ!
新品・中古ともに実売価格が定価を大きく上回ることで知られるデイトナ。
リファレンスによって異なるもののどの年代のモデルもかなりの高値が続いており、中には破格のプレミアを持つものも。
カテゴリロレックス デイトナ(新品)
型番 116500LN
機械自動巻き
材質名ステンレス・セラミック
ブレス・ストラップブレス
タイプメンズ
カラーホワイト
外装特徴タキメーターベゼル
ケースサイズ40.0mm
■黒文字盤価格推移
現行モデルとなる2016年新型デイトナ 116500LNは発売と同時に「爆上げ」になったのち、徐々に落ち着きを見せましたが、2017年後半から再び爆上げの兆しを見せ、今やロレックス きってのプレミアモデルの立ち位置を確立しました。
定価は1,387,100円(2020/1/1~)ですが、新品並行相場価格は常時250万円超え。
黒文字盤も高値ですが、さらにそれを上回って高騰が顕著なのは白文字盤です。
2017年下半期より上昇ラインを描き、一時期は300万円前後を、相場が下がったと言われる今なお260~270万円台を記録しているのです。
なんと、定価より120万円近くの値上がり。
そして現行モデル以上の高騰を見せているのが116500LNの発売と同時に廃盤となった前モデルの116520です。
116500LNが出る3年ほど前から急騰が続いており、定価+30万円ほどとなっていました。
しかし今や現行モデルをしのぐほどの勢い。
上記グラフは「新品」がベースのため、「生産終了した新品同様の116520」の価格推移で、どうしても高くなりがちですが、実際に使用されていた中古116520であっても200万円超えは当たり前。
最終品番(ランダムシリアルで、新仕様のギャラ×クラスプ×クロマライト夜光という三種の神器がそろった個体)ともなれば、250万円~260万円で販売されており、かつその稀少性は年々高まり続けています(生産終了から日が経つにつれ、コンディションの良い個体が少なくなるから)。
このように、Ref.116520の中でも上述した最終品番個体が相場を押し上げている、という要因もあるのですが、それでも全体的な値上がり傾向は否めません。
ちなみに当店の買取サロンでは2020年4月現在、116520を黒・白文字盤ともに買取額160万円(キャンペーン期間中/条件あり)でご案内しております。
つまり、もし数年前に116520を新品で130万円前後で買っていたとしたら、コンディションや付属品の有無にもよりますが、30万円近くプラスで買い取るケースが出現してきているのです。
1ドルが80円だった2012年頃に購入された方は、恐らく100万円前後で購入されているのではないでしょうか。今売却すれば、かなりの利益を手にすることができます。
一部のレアロレックスをのぞいて、今最も売り手市場を謳歌しているモデルとなりつつあります。生産終了していることからどんどん状態の良い個体が少なくなっていることもあり、さらに相場高騰に拍車がかかりそうな予感・・・
実際、新旧問わずこれだけの高値にもかかわらず、デイトナは当店でも飛ぶように売れています。
多くの時計専門店で在庫確保に躍起になっているため、売るもよし、青天井の高騰に期待して買うもよし、ナンバーワンのロレックスウォッチと言えます。